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- ドライフードだけで本当に健康が維持できるか不安
- 添加物が心配だけど、どの商品が安全かわからない
- 愛猫に長生きしてほしいから、食事選びで絶対に失敗したくない
膨大な種類の商品を前に、どれが正解か分からずスマホ画面を行ったり来たりするだけで、結局選べない飼い主さんは多いです。
雰囲気だけで選ぶと、問題のある添加物や質の悪い肉が含まれたフードを与えてしまい、愛猫の体を傷つけてしまうリスクがあります。
私は多頭飼い生活の中でたくさんのウェットフードを試し、成分と食いつきを検証してきました。
本記事では、パッケージ裏を見るだけで安全性が分かる基準と、実体験からおすすめできる高品質なウェットフード4選を解説します。
この記事を読めば、商品選びで迷う時間はなくなり、愛猫の20歳超えを目指せる最高のごはんを自信を持って選べるようになります。

飼い主自身が正しい原材料の知識を身につけ、愛猫に合うフードを選べるようになることが、健康長寿への第一歩です。
猫に安全なウェットフードを与えるおすすめの理由とメリット

ウェットフードを取り入れるメリットは、食事で猫の体に必要な水分を補給できることです。本来肉食である猫に適した栄養バランスを実現しやすく、将来的な病気のリスクを下げる効果も期待できます。
ドライフードとウェットフードの違い

ドライフードとウェットフードには、主に以下の3つの大きな違いがあります。それぞれの特性を理解することが、適切な使い分けの第一歩です。
| 項目 | ドライフード | ウェットフード |
|---|---|---|
| 水分量 | 10%以下 | 75〜80% (水分補給) |
| 加熱・鮮度 | 高温高圧処理 (風味が飛びやすい) | 穏やかな加熱 (香りと素材感が残る) |
| つなぎ | 炭水化物が必要 (穀物など) | 不要 (高タンパク・低糖質) |
最大の違いは水分量です。食事としてウェットフードを与えると、猫は自然と水を飲んでいるのと同じ状態になります。ウェットフードは素材の香りが強く残るため、猫の食欲を刺激しやすいのも大きな特徴です。
水分補給と尿路ケアへの健康効果

ウェットフードは、猫の体の仕組みに適した食事スタイルと言えます。具体的には、以下の3つの健康効果が期待できます。
- 「食べる水」としての役割
- 本来、砂漠出身の猫は獲物の肉や血液から水分を得ていました。ウェットフードはこの自然な摂取方法に近く、水を飲むのが苦手な猫の乾きを潤します。
- 尿量を増やし健康を維持
- 水分摂取量が増えると、自然とおしっこの回数や量が増えます。尿が濃くなりすぎるのを防ぎ、老廃物をスムーズに排出することは、尿路結石や膀胱炎の予防に役立ちます。
- 消化器官への優しさ
- 水分をたっぷり含んだ食事は、ドライフードのように胃でふやかす必要がありません。消化吸収がスムーズで胃腸への負担が少ないため、内臓を労わりたい猫に最適です。
安全でおすすめな猫用ウェットフードを選ぶ3つの基準

愛猫の健康を守るためには、パッケージの裏面を確認し、危険な添加物や曖昧な原材料が含まれていないかをチェックすることが大切です。安全なものを見極めるために、以下の3つの基準を参考にしてください。
1. ラベルで見るべき添加物と原材料

原材料ラベルを見て、猫の体に不要なものが入っていないかを確認します。特に注意すべきなのは以下の3点です。
増粘剤と発色剤の有無
とろみを出す「増粘多糖類」や、色を良くする「発色剤・着色料」は不要です。不使用のものか、寒天やデンプンなどの天然由来成分で代用されているものを選びます。
具体的な食材名の記載
「〇〇ミール」や「肉副産物」といった曖昧な表記は避けてください。「チキン」「マグロ」など明確で、素材の食感が残るフレッシュなものが安心です。
パッケージ素材の安全性
缶詰の内側に使われるコーティング剤(BPA)にも注意が必要です。BPAフリーの缶や、より安全性の高いパウチ包装を採用しているメーカーが推奨されます。
2. 年齢や目的に合わせた種類の選び方

ウェットフードは種類が豊富なため、愛猫の状態に合ったものを選ぶ必要があります。選び方のポイントは以下の通りです。
「総合栄養食」を選ぶ
ウェットにはおやつ(一般食)が多く混在しています。主食にするなら、必ずパッケージに「総合栄養食」と書かれたものを選んでください。
ライフステージに合わせる
成長期の子猫には高カロリーなものを、シニア猫には消化に良いものを、成猫にはカロリー控えめなものを。年齢ごとのエネルギー密度を確認してください。
好みの形状を探す
滑らかなパテ、噛み応えのあるフレーク、水分の多いスープなど形状は様々です。猫の噛む力や好みに合わせて、最も食べやすいタイプを選びます。
3. 安全性を判断するメーカーの基準

商品そのものだけでなく、作っているメーカーの姿勢も重要な判断材料です。信頼できるメーカーには共通点があります。
ヒューマングレード(人間用食材品質)
人間が食べられない廃棄部位ではなく、人間用の食品と同じ衛生基準で管理された工場・食材で作られていることは、大きな安心材料です。
情報開示の透明性
肉や魚の産地、工場の場所、製造年月日などを公式サイトで隠さず公開しているか確認します。オープンな姿勢は安全への自信の表れです。
トレーサビリティ(追跡可能性)
いつ・どこで・誰が作ったかを追跡できる管理体制が整っていれば、万が一のトラブル時も対応が早く、安心して与え続けられます。
おすすめの安全な猫用ウェットフードと実食比較

先ほどの「安全基準」を参考にし、私が実際に愛猫に与えて「これは良い!」と実感したウェットフードを4つご紹介します。
原材料の信頼性はもちろん、実際の食いつきや使い勝手も含めて比較しました。
1. たまの伝説「何も入れない」シリーズ|究極の国産無添加

「余計なものは一切不要」という飼い主さんの願いをそのまま形にした、国産ウェットフードの傑作です。
名前の通り、原材料は「魚(または鶏肉)」と「水」だけ。増粘剤もビタミン類などのサプリメント成分すら入っていない、素材そのものを煮込んだだけのシンプルさが最大の特徴です。
毎日続けやすい「安さ」が一番ありがたいポイントです。

我が家の猫たちは、ささみがお気に入り。ラインナップが豊富なので、飽きないように種類を交互に変えて楽しんでいます。
静岡県の焼津港で水揚げされた新鮮な魚を使用しており、缶を開けた瞬間に広がる香りは、人間がおつまみとして食べたくなるほど自然で芳醇です。
「増粘剤不使用」のため、とろみはなくサラサラとしていますが、他の缶詰に比べても水分がきちんと入っている印象です。美味しく食べながら、日々の水分摂取としてもしっかり役立ってくれています。
【ここが安全ポイント!】
- 完全無添加(保存料・着色料・増粘剤なし)
- ヒューマングレードの国産素材
- 中身が見える安心の原材料表記
2. ZIWI Peak(ジウィピーク)|ニュージーランド産・最高峰の肉食獣ご飯

世界的に安全基準が厳しいニュージーランドで作られた、プレミアムフードの代表格です。
最大の特徴は、原材料の92%以上が「生肉・内臓・魚介類」であること。
缶を開けると中身がぎっしりと詰まっていて、猫たちが食べている姿を見ても、すごく食べ応えがありそうです。

トレーサビリティ(生産履歴の追跡)もしっかりしていて、作り手のこだわりを感じます。
価格に見合うだけの、確かな品質を感じる憧れのフードです。
我が家では、特別なご褒美としてあげています。独特の香ばしい香りがあり、缶をパカっと開けた瞬間、猫たちが全員大集合するほどの人気ぶりです。
穀物や増粘剤を使わず、消化器官への負担を徹底して減らしている点も安心です。栄養価が非常に高いため、食が細くなったシニア猫や成長期の子猫にもおすすめです。
【ここが安全ポイント!】
- フリーレンジ(放し飼い)の肉を使用
- 増粘剤(ガム類)不使用・BPAフリー缶
- 内臓肉を含む自然な栄養バランス
3. PAW’S GREEN DELI(パウズグリーンデリ)|腸活×徹底安全の国産ご飯

「本当に安心して続けられるごはん」をコンセプトに開発された、安全性と機能性を兼ね備えた国産フードです。
特徴は、一般的な無添加に加え、残留抗生物質フリーや水銀リスクへの配慮まで徹底している点です。猫の健康を第一に考え、目に見えないリスクまで排除する姿勢は素晴らしいですよね。我が家でも、心から信頼して愛用している商品です。
単なる食事にとどまらず腸活ができるのも大きな魅力。乳酸菌と繊維質でお腹の調子を整えてくれます。
健康系フードは食いつきが心配になりがちですが、これは違いました。棚から取り出すだけで、何かを察知した猫たちが大集合してくるほどお気に入りです。

毎日与え続けても安心な品質なので、私は便利な定期便を利用しています。買い忘れの心配もありません。
食いつきが不安な方には、お手頃価格の、お試しセットも用意されています。そこからチャレンジしてみると良いですよ。
【ここが安全ポイント!】
- 残留抗生物質&水銀リスクへの配慮
- 腸活サポート(乳酸菌+サイリウム配合)
- HACCP基準クリアの徹底した衛生管理
4. CANAGAN(カナガン)|グレインフリー&スープ仕立ての食欲刺激フード

世界中の愛猫家に選ばれているイギリスのプレミアムフード「カナガン」のウェットタイプです。
穀物を一切使用しない「グレインフリー」レシピで、チキンやサーモンを贅沢に使用。とろみのあるスープ仕立てになっており、水をあまり飲まない猫の水分補給として非常に優秀です。
香料や着色料は不使用ですが、素材をじっくり煮込んだスープの香りが強く、食欲がない時やドライフードへのトッピングとしても重宝します。クランベリーやサツマイモなど、猫の健康をサポートするボタニカル成分が配合されているのもカナガンならではの特徴です。
【ここが安全ポイント!】
- 完全グレインフリー(穀物不使用)
- 香料・着色料不使用
- 水代わりになる豊富なスープ量
猫用ウェットフードの安全な与え方とおすすめの保存法

ウェットフードは水分が多い分、鮮度が命です。愛猫においしく安全に食べてもらうために、以下の管理方法を実践してください。
開封後の劣化を防ぐ保存のコツ

ウェットフードは空気に触れるとすぐに酸化し、味が落ちてしまいます。保存時は以下の手順を守ってください。
- 密閉する
使いきれなかった分は、缶専用のシリコンキャップやクリップで口をしっかり留め、空気を遮断します。 - 冷蔵庫で保管し24時間以内に使い切る
必ず冷蔵庫に入れ、開封後は「24時間以内」を目安に消費してください。常に新鮮な状態で与えることがお腹の健康を守ります。 - 清潔なスプーンを使う
取り分ける際は必ず洗いたてのスプーンを使用します。唾液や雑菌が容器内に入ると繁殖の原因になるため注意してください。
食べない時のスムーズな切り替え法

もし愛猫が新しいウェットフードを食べてくれない時は、以下の工夫を試してみてください。
- 「38度」に温める
冷蔵庫から出したては香りが立ちません。レンジや湯煎で人肌(約38度)に温めると、香りが一気に広がり食欲を刺激します。 - トッピングから始める
最初は指につけて舐めさせたり、いつものフードに少量乗せたりして味を覚えさせます。「美味しいものだ」と認識させるスモールステップが有効です。 - 食感を変える
味が嫌いなのではなく、食感が合わないだけかもしれません。パテがダメならフレークを試すなど、異なる形状の商品を与えてみてください。
愛猫のために安全なウェットフードを選んで健康長寿を目指す

食事は、愛猫の体を作る唯一の材料です。中でもウェットフードは、お腹を満たすだけでなく、健康維持に欠かせない「水分」を効率よく摂取できる生命線ともいえます。
パッケージの裏面を見て、自分の目で安全性を判断できるようになれば、もうフード選びで迷うことはありません。「体に悪いものが入っていない、最高のごはんを与えている」という確信は、飼い主としての自信につながります。
まずは1缶、1パウチから試して、愛猫の反応を見てください。美味しいごはんを目の前にした時の愛猫の輝く目と、健康で長生きする未来のために、今日からウェットフードのある生活を始めてみましょう。